輸血検査の業務は安全な輸血を行うため輸血用血液製剤が患者さんに適合するかどうかを見る検査です。

 更に検査後実際輸血するまでの期間の徹底した温度管理に要る製剤の品質保持、輸血されてからの患者さんに輸血による副作用が発生の有無の管理、輸血後3か月後の輸血による感染症に罹患していないかの検査の啓蒙などを行っています。

血液型

 輸血療法を行う際に最初に行う検査ABO型、Rh型の血液型の検査を行います。

日本人の血液型別割合

血液型

AB型Rh(-)の人は約2000人に1人という事になります。

不規則性抗体

 不規則性抗体は、過去の輸血や妊娠などにより産生されることがあり輸血後副作用の原因の一つであります。副作用防止の為に輸血前に不規則性抗体の有無を検査します。

 抗体が存在すれば抗体の種類の同定(種類の特定)を行い抗体の種類によっては適合血(抗体に対する抗原を持っていない血液)が必要となってきます。

交差適合試験

 患者さんの血液と輸血する血液パックの血液の適合性を検査して確認します。

自己輸血

 自己血輸血は自分の血液をあらかじめ採血して貯蔵しておき、手術などで出血をともなった時に自分の体に戻す輸血のことです。 同種血輸血でおこりうる可能性のある副作用や感染症を回避する上で有効な方法です。

 緊急を要さない予約的手術で輸血を必要とする可能性がある場合に行う輸血法です。