脊椎脊髄センター
スタッフ、診療内容、手術など
令和7年4月から脊椎脊髄センターを開設して、現在までは手術の患者さんは奈良医大などに紹介しておりましたが、専門医・指導医の飯田先生が赴任のため頸椎から胸椎、腰椎の手術加療をはじめます。梶田医師も脊椎外科を専門としており、2人体制で診療を行っていきます。
疾患
頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、頸部・胸腰椎脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折など
手術
椎間板ヘルニア摘出術、頸椎前方固定術、胸腰椎脊椎固定術、頸椎弓形成術、圧迫骨折に対する医療セメントを用いた経皮的椎体形成術など
スタッフ
| 脊椎脊髄センター長 |
飯田 仁 |
日本整形外科学会専門医 |
|---|---|---|
| 医員 | 梶田 直希 |
日本整形外科学会専門医 (整形外科一般・脊椎外科・関節外科・四肢外傷) |
当院ではこの度「脊椎脊髄センター」が新設されましたのでご紹介させていただきます。対象となる症状としては、肩こり、腰痛など軽微なものから、手足の痛みやしびれ、手のうごかしにくさや脱力、ふらつきや歩行障害といった生活の質に直結するものがあげられます。対象疾患としては、頚腕症候群、あらゆる腰痛症、仙腸関節機能障害、頚椎・腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、胸腰部脊柱管狭窄症、胸腰椎圧迫骨折、化膿性脊椎炎、転移性骨腫瘍などがあげられます。個別疾患の詳細につきましては誌面の関係上、1回では書ききれませんので次号以降に譲ることと致します。
まず、診察によって症状の原因を特定し(病名が分かります)、その原因に適した治療方法を提示させていただきます。ストレッチや筋トレなどのリハビリ、痛み止めやしびれ止めなどの内服薬、各種ブロック注射、点滴そして神経除圧術や脊椎固定術などの手術というようにさまざまな治療方法があります。それぞれの治療を選択した場合に、将来どのようになっていく可能性が高いかということも説明させていただきます。それを理解していただいた上で、最終的な治療方法は患者様本人に決めていただきます。したがって、手術をしなくても治るような人に手術を強力に勧めたり、それとは逆に手術をしないと症状が緩和されない人に、手術以外の方法でいたずらに治療を先延ばしにするという心配はございません。あくまでも治療の主役は患者様であり、私は患者様が快適で充実した生活を送るためのサポート役に徹したいと思っております。
「脊椎脊髄センター」と聞くと「何か敷居が高くてよっぽどじゃないと受診したら駄目なんじゃないか?」と思われるかもしれません。しかし、どんなに料理人の腕が良いレストランでも客が来なければ力を発揮する機会が得られません。私が考えるのは「手術もできる開業医」ぐらいな感じの、敷居が低く入り口が広いセンターです。内科クリニックでシップだけもらっているけどなかなか楽にならない。そんな方でも大丈夫です。おこがましいと思われるかも知れませんが、少しでも多くの方に受診していただき、患者様の口コミで更に良くなった患者様が増えていく…その積み重ねこそが国保中央病院周辺の住民達の生活の質向上の一助になると考えております。
国保中央病院 整形外科 飯田仁

