1.はじめに

 国保中央病院は、平成15年11月厚生労働大臣より臨床研修病院(協力型)の指定を受けました。

 平成16年度から奈良県西和臨床研修病院群の協力型臨床研修病院として新臨床研修制度に積極的に参加をしております。

 さらに平成18年度からは奈良県立医大附属病院群卒後臨床研修プログラムBの協力型臨床研修病院としても参加いたしました。

 私共の国保中央病院は、奈良県国民保険団体連合会直営大三輪病院を前身として、平成5年に現在の地に新築移転した磯城郡3町(川西、三宅、田原本)と広陵町で構成する一部事務組合が運営する公立病院で、そのベッド数は平成17年5月オープンの緩和ケア病棟を併せると220床となります。

 診療科には、内科、外科、小児科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、麻酔科、緩和ケア科、リハビリテーション科、心療内科の11科と人工透析があり、この地域の中核病院として地域完結型医療を目指して積極的に地域医療連携を進めており、その紹介率は40%に達しております。

 また、緩和ケア病棟を除く200床の平均在院日数が14-15日で、急性期型の病院として2次救急輪番制度や小児2次輪番制度にも積極的に参加して救急医療に対する地域住民のニーズに応えております。

 基本理念として『医療の質を高めることにより、地域住民の皆様の健康保持と増進に寄与し、住民の皆様に信頼され、愛される心温かな病院を目指します』を掲げ、患者さま中心の医療を基本に、安全で質の保証された医療を目指しております。

 当院で臨床研修を受けられる皆様には、この基本理念通り、患者さまの個々に違う思いをいかに汲み取るか、日進月歩の医療をいかに取捨選択して安全で質の保証された医療を提供するかを学んでいただき、日々切磋琢磨しなければ医師という職業につくことはできないことを知っていただきたいと思います。

2.臨床研修の理念

 医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の社会的ニーズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるように、プライマリー・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身に付ける。

3.臨床研修プログラムの概要

A 奈良県西和病院群卒後臨床研修プログラム
奈良県西和医療センター
   
B 奈良県立医大附属病院群卒後臨床研修プログラムB
(国保中央病院とのたすきがけ)
奈良県立医科大学附属病院

4.臨床研修に関する問い合わせ

国保中央病院企画総務課 臨床研修担当者

  TEL 0744-32-8800 (内線2212)  

奈良県西和医療センター総務課 臨床研修担当者

  TEL 0745-32-0505 (内線2213)  

奈良県立医科大学 臨床研修センター

  TEL 0744-22-3051 (内線2395)

 

患者さまへ

1.新臨床研修医制度について

 平成16年度から、臨床研修制度の抜本的改革である『新臨床研修医制度』がスタートしました。

 この新臨床研修医制度では、医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の社会的ニーズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるように、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけることを目標に、医師免許取得後2年間をかけて実地研修を行います。

2.臨床研修病院指定の取得について

 国保中央病院ではこの臨床研修指定病院(協力型)の指定を取得することができました。

 臨床研修病院は標準化された正しい診療を教育する水準を持った病院です。そのような教育を行う過程で、患者さま自身も常に質の高い診療が受けられ、また病院職員も研修医の教育を通じて医療人としての意識やモチベーションを高め、さらには医療の質の向上や個人の成長につなげていきたいと考えています。

3.臨床研修の実施に当たって

 臨床研修医の診療に際しては、患者さまには安心して検査や治療を受けて頂けますように、指導医が責任をもって臨床研修医の監督、指導を行います。

 この臨床研修制度による医師育成の意義を御理解の上、御協力をいただきますようお願い申し上げます。